6月22日、紫陽花の花が咲く頃、成羽町にある西江邸「薬膳の会」で、お料理とお話をさせていただきました。
今月は、入梅。雨が続く季節です。体内にも湿気がこもりやすく、体調、気分ともに不安定になりがちです。薬膳で体と心をいたわり、ゆったりしたひと時を過ごしていただければと思います。
【紫陽花の候 まりzen】 6月薬膳の会/西江邸 (>>
こちら)
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味 菜:8種
そら豆の寄せ物/胡瓜と昆布の和え物/セロリのジャスミン茶炒め/
南京とさつま芋のサラダ/ピリ辛スルメ/インゲンの梅味噌かけ/
鱧の唐揚(青じそ添え)/胡麻豆腐(ジュンサイ餡)
主 菜:牛肉のパイナップルソース
ス ー プ:すっぱくてからいスープ
ご 飯:トウモロコシのお粥
デザート:甘春巻
お 茶:バラの紅茶
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メニューの中からいくつか、薬膳的働きをご紹介いたします。今回写真がきれいに撮影できず、申し訳ありません。

味菜、ご飯:
トウモロコシ、ジュンサイ、ソラマメ、百合根、ジャスミン茶等、湿邪を追い出し、精神を安定させ、体と気の流れを良くする食材を選びました。特に季節のおすすめの食材はトウモロコシ。ヒゲと芯に「気」が集まっているといわれていますので、調理するときは、一緒に調理するとよろしいです。
主菜:
オーストラリア産の牛肉を選びました。草を飼料としているので、脂肪が少なく、あっさして、やわらかいお肉です。ビタミンCがたっぷり含まれているパブリカとあわせ、彩りよく甘酸っぱく仕上げました。
デザート:バナナと餡とシナモンの春巻きです。バナナのカリウムは体外に水分を排出する働きがあります。お茶はローズティーをあわせました。ローズの香りで心ゆくまで、ゆったりまったり・・・。香りの良いお茶は「気」の巡りを良くするといわれています。毎日の気分転換にもおすすめですよ。
=6月のおすすめ食材=
玉蜀黍(トウモロコシ)、南京、椎茸、さくらんぼ、パイナップル、豆類(そら豆、小豆、エンドウ、インゲン、大豆)、芋類(ジャガイモ、サツマイモ、ヤマイモ)、粟、うるち米
暑くて湿度の高い時期を「長夏」といいます。中国では土用のことを指しますが、日本では湿度が高い梅雨時も同じ療養をします。多湿になると胃腸の機能が低下します。それを防ぐ為に「利水滲湿」「健脾」を心掛け、「脾」「胃」を養う「甘」の物をとります。「甘さ」といっても、砂糖の甘さではなく穀類の甘さのことです。
感情面では「思」。考え過ぎに注意です。ホッとする時間を持ちましょう。お好きなことはなんですか?お時間をとって下さいね。
頭は暑いけれど、足元は冷えています。足がつったり、膝が痛くなったりします。冷たい飲み物、甘くて脂っこい物は控えたほうがいいですね。下半身を冷やさないことが一番の養生です。
◇西江邸
http://www.nishie-residence.com/
高梁市成羽町は紅柄(ベンガラ)で栄えた歴史ある土地。西江邸は紅柄(ベンガラ)の原料となる緑礬(ローハ)と紅柄の生産を行った豪商であり、国登録有形文化財に指定される由緒あるお邸です。この会では、お料理の盛り付けに、西江邸に伝わる美しい磁器や漆器を用いています。